首位はドーコン ６６億円／発注者支援業務除く 本紙集計／開建発注業務 ２１年度業者別受注実績

　開発局所管発注業務における２０２１年度業者別受注実績が本紙集計でまとまった。発注者支援業務を除く集計。首位は本局と１０開建で２２５件、６６億１００７万円を受注した（株）ドーコン(札幌)。受注総額は１０%増の４８５億３１００万円だった。

　 設計変更を含まない速報値。２０年度ゼロ国債、翌債は全額を計上。長期国債は２１年発注分を年割せずに全額計上した。設計ＪＶは分担額を計上。本局営繕部を除く。金額は消費税抜きとなっている。
　受注業者数は前年度と比べ１３社減の２７８社。一社当たりの平均受注額は１５.１％増の１億７４５７万円だった。道内業者の受注シェアは８０.４％で、０.１ポイント縮小した。
　首位は、ドーコン。以下、６０件、２２億７９７２万円の（株）構研エンジニアリング（札幌）、８５件、２０億２１６２万円の（株）開発工営社（札幌）などと続く。
　前年度に３７位だった（株）エーティック（札幌）は２８位に順位を伸ばした。
　１０億円以上を受注したのは、前年度同期と同数の９社。５億円以上は１社減の２３社、３億円以上は３社増の４１社、１億円以上は１社減の８７社だった。
　前年度同期と比べ、受注額が増加したのは皆増含め１６５社。皆増は２５社だった。皆増除き受注額を２倍以上伸ばしたのは２８社。
　一方で、受注額が減少したのは皆減含め１５１社だった。