首位はこぶし建設７.７億／本紙集計 １億以上受注７７社／振興局農業２１年度工事翌債等実績

　道の振興局産業振興部が発注した農業農村整備事業の２０２１年度翌債・ゼロ国債工事業者別受注実績が、本紙集計でまとまった。首位は、空知から４件、７億７２１７万円を受注したこぶし建設（株）(岩見沢)。２位以下は、４件、７億４７２万円の（株）中山組(札幌)、３件、６億５９７０万円の開発工建（株）(岩見沢)などと続く。受注総額は、２０年度翌債・ゼロ国債工事実績と比べ、６.１%増の２５４億５６００万円だった。

　設計変更を含まない速報値。消費税抜きの落札額ベースで、２１年度翌債・ゼロ国債工事を全額カウントした。ＪＶは出資比率に応じて構成員ごとに加算している。
　総受注業者数は、２０年度翌債・ゼロ国債工事実績と比較して１５社減の１９３社。１社当たりの平均受注額は、１６５９万円増の１億３１９０万円となった。
　前年度に上位３０位圏外だった新昌建設（株）（当別）は６位、宮永建設（株）（当別）は８位、（株）田中工業（士別）は９位、（株）北創（栗山）は１２位、妻神工業（株）（妹背牛）は１７位、新谷建設（株）（旭川）は２０位、タカハタ建設（株）（旭川）は２２位、（株）神部組（滝川）は２４位、（株）共成建設（稚内）は２８位、（株）田端本堂カンパニー（三笠）は２９位に順位を伸ばした。
　５億円以上を受注した業者は同数の４社、３億円以上は７社増の２７社、１億円以上は３社減の７７社。受注額が増加したのは皆増含め１１９社、２倍以上増やしたのは１８社だった。