首位は西村組 ４.６億円／本紙集計 １億以上受注１４社に／道 水産土木工事６月末業者別実績

　道の各振興局水産課が発注した水産土木工事の２０２２年度６月末業者別受注実績が、本紙集計でまとまった。首位は、オホーツクなど５振興局から計６件、４億６２００万円を受注した（株）西村組(湧別)。２位以下をみると、４件で２億６６７１万円の（株）富士サルベージ(函館)、３件で２億１７６７万円の（株）中田組(稚内)などと続く。受注総額は、前年度同期と比べ５.６%増の５３億８６９０万円だった。

　設計変更を含まない速報値。消費税抜きの落札額ベースで、２１年度の翌債、ゼロ国債は全額計上した。ＪＶでの受注は、出資比率に応じて構成員ごとに加算している。
　受注業者数は、前年度同期と比較して５社増の７８社。受注総額は５.６％増の５３億８６９０万円で、金額にして２億８６００万円の増となった。
　前年度同期に上位３０位圏外の（株）南組（様似）は９位、（株）工藤組（奥尻）は１２位、拓殖工業（株）（広尾）は２０位、（株）ネクサス（帯広）は２１位、星組渡辺土建（株）（森）は２３位、（株）草別組（岩内）は２４位、（株）宮原組（厚岸）は２６位、（株）小林建設（上ノ国）は２７位、（株）佐々木組（岩内）は２８位、（株）藤共工業（興部）は２９位に順位を上げている。
　２億円以上の受注は３社、１億円以上は１４社といずれも前年度同期を１社上回っている。