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貨物量推計で対策整理/インフラ整備 ゼロカーボン加味/道 持続的な物流体制の構築へ
2022/08/31付 DOTSU-NET NEWS
道は、持続的な本道物流の体制構築に向けた検討を進めている。2022年度は、ゼロカーボン北海道の視点も加味し、将来想定される北海道~本州間の貨物動向をシナリオとして設定。シナリオに基づき推計した今後の貨物量を踏まえ、輸送手段の機能維持・強化を図る取組や、インフラ整備といった対応策および課題について整理する。本道の物流においては、激甚化・頻発化する大規模自然災害や新幹線札幌延伸に伴う青函共用走行区間の高速化などによって、輸送手段への影響が懸念される状況。将来的な人口減少や産業構造の変化を受け、輸送貨物量および品目、発着地といった輸送形態も変化することが見込まれている。
こうした中、道では安定的かつ効率的な物流体制の確保に向けた方策を検討。北海道交通・物流連携会議の物流対策ワーキンググループがことし5月に取りまとめた報告書をみると、検討の視点として、現在の輸送手段の機能強化、消費動向や各産業の生産状況の推移を見据えた中長期的な輸送品目の見直しなどを掲げている。
本年度からは、将来的な物流を巡る情勢に焦点を当てた具体的な検討に移行。需要や供給などの面から貨物の状況を把握した上で、各輸送手段における対応策の整理等を行う。
検討に当たっては、文献調査のほか、荷主・輸送事業・インフラ整備の各関係者に対するヒアリングを通じて産業構造の変化などの前提条件を整理。輸送手段の展望を踏まえて将来想定される貨物動向のシナリオを複数設定し、それらに対応した貨物量を推計する。
推計を行う目標年次は、北海道新幹線札幌延伸等を見据えた2030年、生産年齢人口の大幅な減少等が想定される2040年、カーボンニュートラル実現目標年次の2050年を予定。貨物動向の推計結果をベースに、輸送手段の機能維持・強化はもとより、インフラ整備も含めた円滑な輸送の実現に必要な対応策を整理していく。
当該業務の公募型プロポーザルに係る参加表明書の提出は9月8日まで。
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ブルーカーボン拡大/離岸堤に水産協調型ブロック/インフラ分野の脱炭素化で ー 道建設部
2022-08-30付 DOTSU-NET NEWS
道建設部は、ゼロカーボン北海道の実現に向けたインフラ分野での脱炭素化の取組を加速させている。本年度からは、白老町市街の虎杖浜海岸においてブルーカーボンの拡大に向けた取組を推進。離岸堤の整備に水産協調型ブロックを使用することで、CO2を吸収...国に30年運用開始要請へ/再エネでわが国に貢献/鈴木知事 海底送電整備調査を視察
2022-08-30付 DOTSU-NET NEWS
鈴木直道知事は29日、小樽港で調査を進める「長距離海底直流送電システム実用化に向けた実地調査」を視察した。きょう30日から始まる地質調査に関する説明を受け、安全に配慮した実施体制を確認。鈴木知事は「2030年の海底直流送電システム運用開始...土木Aは8建管8割超/舗装A 8建管9割以上に/21年度建管別工種別・等級別実績
2022-08-29付 DOTSU-NET NEWS
道建設部は、建管発注工事の2021年度工種別・等級別発注実績をまとめた。一般土木をみると、A1とA2を合わせたA等級の割合は、93.5%の旭川をはじめ、8建管が8割超に。A1の割合は札幌が61.2%、A2の割合は函館が68.8%で、それぞ...6建管 前年度上回る/札幌215億、室蘭192億、函館181億/21年度建管別工事発注実績
2022-08-29付 DOTSU-NET NEWS
道建設部は、2021年度の建管別工事発注実績をまとめた。最多は札幌の215億3200万円で、唯一200億円超に。以下、室蘭が192億3900万円、函館が181億3100万円、旭川が166億円などと続いた。前年度の金額を上回ったのは、札幌、...国費19.3%増6669億/事業費は19%増8373億/23年度道開発事業費要求
2022-08-26付 DOTSU-NET NEWS
道開発予算の2023年度概算要求額がまとまった。公共事業費に当たる道開発事業費は国費ベースで前年度当初比19.3%増の6669億3500万円。事業費ベースでは、19%増の8373億900万円となった。 一般行政経費を含めた道開発予算全体で...雨竜川等2事業128億円/新桂沢ダム概成へ/道開発予算23年度直轄ダム要求
2022-08-26付 DOTSU-NET NEWS
2023年度道開発予算概算要求におけるダム別要求額がまとまった。雨竜川ダム再生に92億円、幾春別川総合開発に35億7300万円で合計127億7300万円を要求。前年度当初予算額と比べると、5.4%減となった。雨竜川ダム再生は建設段階に移行...検討調査を本格化/モデル4ほ場で有用性検証/道農政部 河川掘削土の客土活用へ
2022-08-25付 DOTSU-NET NEWS
道農政部は本年度、河川掘削土等の客土への活用に向けた検討調査を本格化させている。モデルほ場として、前年度からの継続地域である蘭越町に、北見市常呂を加えた計4ほ場を選定。土壌調査や受益者アンケートをはじめ、新たに生育・収量調査を行うなど、過...道内市町村 着手率32%/厳しい財政など背景に低迷/国交省 21年度末道路老朽化対策状況
2022-08-25付 DOTSU-NET NEWS
国土交通省は24日、2021年度道路メンテナンス年報を発表した。道内における21年度末の状況をみると、橋梁は判定区分Ⅲ(早期措置段階)・判定区分Ⅳ(緊急措置段階)と診断された橋梁4479橋のうち、42.4%に相当する1897橋が着手済みと...