２２年度建管別・工種別・等級別発注実績／土木Ａ ８建管８割超／舗装Ａは７建管９割以上に

　道建設部は、建管発注工事の２０２２年度工種別・等級別発注実績をまとめた。一般土木をみると、Ａ１とＡ２を組み合わせたＡ等級の割合は、９３.６％の函館をはじめ、８建管が８割超え。Ａ１の割合は稚内が５８.７％、Ａ２の割合は函館が６６.４％で、それぞれ最大となっている。Ｂ等級の割合は、留萌が最大で２４.９％だった。舗装Ａ等級は札幌、小樽、旭川、留萌、帯広が１００％で、室蘭、釧路を加えた７建管が９割超えを記録している。

　設計変更後の最終契約額で集計。債務負担など工期が複数年度にわたる工事は２２年度支払額。ＪＶでの受注は出資比率で案分した構成員ごとの金額を計上している。
　一般土木をみると、Ａ１とＡ２を合わせたＡ等級の割合は、前年度０.２ポイント下回る８５.７％。全道平均を上回ったのは５建管で、函館が９３.６％、旭川が９３.２％、札幌が８７.３％、小樽が８６.８％、釧路が８６.１％となった。
　Ａ１の全道平均は、２.１ポイント拡大して４０.６％に。稚内が最大の５８.７％で、旭川が５３.５％、札幌が５３.２％、室蘭が４４.６％、留萌が４３.７％、網走が４１.０％と６建管が全道平均を上回っている。
　Ａ２の全道平均は４５.１％で、２.３ポイント減少。函館が最大の６６.４％で、釧路が６０.４％、小樽が５７.４％、帯広が５４.４％と、４建管が平均を超えた。
　Ｂ等級の全道平均は、０.３ポイント拡大して１３.５％。最大は留萌の２４.９％で、帯広が２１.８％、室蘭が１７.２％、稚内が１６.０％、網走が１５.４％、釧路が１３.７％などと続いた。
　舗装をみると、Ａ等級の割合が１００％となったのは、札幌、小樽、旭川、留萌、帯広の５建管。室蘭、釧路を加えた７建管が９割超となった。