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23年度 新規に2級久根別川/道建設部 1級5圏域を変更/河川整備計画の策定予定

2023/09/05付 DOTSU-NET NEWS
 道建設部は、道管理河川における河川整備計画の策定予定をまとめた。2023年度は、1級河川5圏域で計画変更、2級河川1水系で新規策定する見通し。このうち1級河川の3圏域は既に変更済みで、年度内に十勝川右岸圏域、常呂川圏域で計画変更、久根別川水系で新規策定を目指す。24年度以降は、藻琴川水系など、2級河川2水系で新規策定を計画している。

 河川整備計画は、河川整備基本方針に基づき計画的に整備する区間について、概ね20~30年間に実施する河川整備の全体像を定めるもの。
 地域住民の意見を反映するため、流域懇談会等を開催した上で計画を策定している。
 22年度は、1級河川の沙流川圏域、石狩川上流富良野圏域、石狩川中流空知川圏域で計画を変更した。
 23年度は、1級河川5圏域で計画変更、2級河川1水系で新規策定を予定。うち石狩川上流深川圏域、天塩川上流圏域、天塩川下流圏域については、既に計画変更を終えている。
 年度内に、1級河川の十勝川右岸圏域、常呂川圏域で計画変更、2級河川の久根別川水系で新規策定する見通し。
 24年度以降は、2級河川の藻琴川水系と止別川水系で新規策定を見込んでいる。
 建設部では、豪雨に伴う洪水被害が頻発している近年の状況を踏まえ、早期の計画策定に努めていく方針。
 災害防止の観点からも治水安全度の向上に資する整備を各地で展開していく。

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