投資的事業は５３億／災害復旧費に１５.１億計上／道 ３定補正予算案の概要

　道は５日、１２日開会予定の第３回定例道議会に上程する補正予算案の概要を発表した。補正総額は３９７億３７００万円で、内訳は一般会計が３９５億６３００万円、特別会計が１億７４００万円。投資的事業費は５３億円となっている。災害復旧費には１５億１１００万円を措置した。
　投資的事業は、中小企業者の受注機会や事業量の確保、維持的経費の増加に対応する経費として、５３億円を計上。特別対策事業費に４０億円、公共関連単独事業費に１３億円を積み上げた。
　災害復旧費関連には１５億１１００万円を措置。全て農業用地および土木施設等の災害復旧費で補助が１２億９１００万円、単独が２億１９００万円。補助の耕地分は、７～８月の大雨に伴うもので、現時点の被害個所数は農地が５４ヵ所、農業用施設が１９ヵ所に上る。
　３定補正予算案の主な事業はつぎのとおり。
▼投資的事業
▽特別対策事業費＝４０億円
・道路＝２４億７０００万円―地方道路の改修等
・河川等＝１２億８００万円―河川の改修等
・治山等＝２億４２００万円―林地荒廃の予防等
・農道＝８０００万円―農道の改修等
▽公共関連単独事業費＝１３億円―道路等の維持補修
▼災害復旧費等
▽災害復旧事業費（補助）＝１２億９１００万円
・耕地＝９６００万円―幌加内町など４市町９ヵ所
・土木＝１１億９４００万円―幌加内町など１６市町村３８ヵ所
▽災害復旧事業費（単独）＝２億１９００万円―土木・旭川市など４０市町村１８８ヵ所