工事 ５１２件、６２６億執行／委託は７７７件、１０５億に／道農政部 道営農業８月末発注実績

　道農政部は、道営農業農村整備事業の２０２３年度８月末発注実績をまとめた。工事は５１２件、６２６億３２００万円を発注。前年度同月の件数を１９件、金額を２６億６１００万円下回った。委託業務は７７７件、１０５億４８００万円と件数で４３件、金額で３億６５００万円下回っている。
　ことし３月に発注した翌債、ゼロ国債分を含む集計。工事・委託業務共に消費税込みの当初契約ベースで集計している。
　工事の発注件数は、空知が最多の１２７件。以下、十勝が８６件、オホーツクが７８件、上川が７１件などと続く。前年度同月と比べ件数が増加したのは空知、渡島、留萌、オホーツク、釧路、根室の６振興局だった。
　金額も空知が１９２億２９００万円で最多。次いでオホーツクが１０２億１９００万円、十勝が９３億８０００万円、上川が７６億８５００万円などとなっており、空知、渡島、檜山、留萌、根室の５振興局が上回った。
　委託業務をみると、件数・金額とも空知が最多。２３１件、３１億９３００万円を執行した。このほか十勝が１１６件で１８億４３００万円、上川が１００件で１２億６７００万円、オホーツクが１０４件で１１億２３００万円など。件数は４振興局、金額は６振興局が上回っている。