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管内受注85.6%に/札幌、網走、釧路で拡大/23年度上期建管別工事受注動向

2023/11/06付 DOTSU-NET NEWS
 全道10建管における2023年度上期地域別工事受注動向が本紙集計でまとまった。金額ベースでみると、管内業者の受注割合は前年度同期を2.3ポイント下回る85.6%。札幌、網走、釧路の3建管で前年度同期を上回った。管外業者の受注割合は14.4%。建管別にみると、小樽が38.6%、留萌が32.6%、帯広が23.0%などとなっている。

 金額は当初契約ベース。各建管が発注した工事の受注業者を本店所在地別に分類し、管内、管外の受注実績を集計した。JVは構成員別とし、出資比率に応じて管内と管外に振り分けている。
 23年度上期における管内業者の受注割合をみると、前年度同期を2.3ポイント下回る85.6%。釧路が2.9ポイント、網走が0.8ポイント、札幌が0.7ポイント上昇している。
 管内業者の受注割合が9割超を記録したのは、函館、旭川、稚内、網走、釧路の5建管となっている。
 一方、管外業者の受注割合は14.4%。茅沼鉱山泊線防災などの事業を推進する小樽が38.6%となったほか、留萌が32.6%、帯広が23.0%などとなった。

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2023-11-01付 DOTSU-NET NEWS

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2023-10-31付 DOTSU-NET NEWS

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2023-10-30付 DOTSU-NET NEWS

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