首位は宮坂建設９９億／本紙集計 受注総額３９４７億／主要発注３機関９月末工事実績

　開建、建管、振興局(農業)の主要発注３機関における２０２３年度９月末工事業者別受注実績が、本紙集計でまとまった。首位は開建で２６件、８６億８１４９万円、建管で４件、１２億４０９３万円の合計３０件、９９億２２４２万円を受注した宮坂建設工業（株）(帯広)。受注総額は、前年度同期と比較して１.３%減の３９４７億３０００万円だった。

　設計変更を含まない速報値。消費税抜きの落札額ベースで、２２年度ゼロ国債、翌債は全額、長期国債は２３年度支払分を計上した。ＪＶは出資比率に応じて構成員ごとに加算している。
　受注業者数は、４０社減の１０３６社。道内業者の受注割合は９３.７％で、１.５ポイント縮小した。１社当たりの平均受注額は、２.５％増の３億８１０１万円だった。
　首位は宮坂建設工業。以下、３５件、８４億１１１２万円の（株）中山組（札幌）、１３件、５５億２１５０万円の伊藤組土建（株）（札幌）などと続く。
前年度同期に上位３０位圏外だった松谷建設（株）（北見）は６位、（株）丸善建設（美瑛）は２４位、（株）岸本組（美唄）は２５位、（株）森川組（函館）は２７位に順位を伸ばした。
　受注額が増加したのは皆増を含め５９６社、２倍以上増やしたのは９５社に。１０億円以上受注したのは２社増の１００社、５億円以上は９社増の２４３社、３億円以上は１０社増の３５７社だった。