首位はシン技術コンサル／受注総額２９５億 発注者支援除く／建管発注１２月末委託業者別実績

　全道１０建管の２０２３年度１２月末委託業務業者別受注実績がまとまった。発注者支援業務を除く集計で、首位は１０建管から１１４件、１３億２２１７万円を受注した（株）シン技術コンサル（札幌）。２位以下は、１１５件、１１億９４８４万円の（株）ドーコン（札幌）、１１４件、１１億５１０４万円の（株）シー・イー・サービス（札幌）などと続く。受注総額は前年同期と比べ６.５％増の２９５億４４５２万円だった。

　設計変更を含まない速報値。消費税抜きの落札額ベースで、２２年度補正予算に係る案件を全額計上した。ＪＶの受注額は、出資比率に応じて構成員ごとに加算。２２年度実績も発注者支援業務を集計から除き、同じベースで比較している。
　受注業者数は１４件減の３４９社。受注総額は６.５％増の２９５億４４５２万円で、金額でみると１７億９９２５万円上回った。１社当たりの平均受注額は１０.８％増の８４６５万円となっている。
　上位３０社の顔ぶれは前年度同期と大幅な変動はないものの、（株）タナカコンサルタント（苫小牧）は１９位にランクインした。
　受注額が増加した業者は皆増を含め２１８社。２倍以上伸ばした業者は１３社だった。
　５億以上受注したのは同数となる１７社、３億以上は２社増の２４社、１億以上は４社増の５５社だった。