トップページ > DOTSU-NET NEWS一覧 > DOTSU-NET NEWS詳細

美々南通にこ線橋整備/千歳市の要請受け25年度着工/次世代半導体製造拠点建設関連で - 北海道

2024/02/21付 DOTSU-NET NEWS
 道は千歳市からの要請を受け、次世代半導体製造拠点建設に伴う、市道美々南通内のこ線橋整備などを受託する。対象となるのは美々南通約1000メートルのうち、こ線橋90メートルを含む300メートル区間。2024年度に調査設計を行い、着工は25年度を目指す。発注は札幌建管が実施する見通し。
 道建設部が20日の道議会建設委員会で報告した。市内の美々ワールドでは、現在、27年の量産体制確立を目指し、ラピダス社による次世代半導体工場の建設が進められている。千歳市では、今後の工業団地内の交通量増加を見込み、27年度までに市道美々西通と美々南通を整備する方針。
 美々南通は、国道36号から次世代半導体製造拠点を結ぶもので、区間内にはJR千歳線をまたぐこ線橋の設置を計画している。
 一方、短期間でこ線橋を整備するには高い技術力を要し、JR北海道や国道を管理する開発局等、多くの他機関協議が必要になるなどの課題がある。
 このため、市では、道に対して工事等の施工委託を要請した。
 道では、27年度までにこ線橋を確実に整備する必要性や、これまでにもJRとの立体交差の工事実績が多数あることから、施工することを有効と判断した。
 道が受託するのは美々南通約1000メートルのうち、こ線橋90メートルを含む300メートル区間。本年度内にも市と設計および工事に関する協定を結ぶ予定。
 事業期間は、24年度から27年度まで。現段階でのスケジュールをみると、24年度から調査設計に着手し、事業費やこ線橋の構造・規模等を固め、25年度の着工を目指す。発注等は札幌建管が行う予定。

その他のDOTSU-NET NEWS 一覧

導入・拡大へ検討加速/計画的に入職しやすい環境に/道内市町村の週休2日工事

2024-02-21付 DOTSU-NET NEWS

 4月から適用される時間外労働の罰則付き上限規制を見据え、道内市町村においても週休2日工事の導入・拡大に向けた検討が進んでいる。働き方改革として週休2日の確保が重要な課題となる状況に対応するもので、ある自治体では「国や道と一体となった取組を...

首位はシン技術コンサル/受注総額295億 発注者支援除く/建管発注12月末委託業者別実績

2024-02-20付 DOTSU-NET NEWS

 全道10建管の2023年度12月末委託業務業者別受注実績がまとまった。発注者支援業務を除く集計で、首位は10建管から114件、13億2217万円を受注した(株)シン技術コンサル(札幌)。2位以下は、115件、11億9484万円の(株)ドー...

2024年問題対峙へ/共同輸送・中継輸送を考える/開発局と道運輸局がシンポジウム

2024-02-20付 DOTSU-NET NEWS

 開発局と道運輸局は19日、札幌市内のアスティ45で「共同輸送・中継輸送を考えるシンポジウム」を開催した。本年度の事業成果を報告したほか、共同輸送・中継輸送に重要な「場所」と「仕組み」の実装に向けてパネルディスカッションを実施。目前に迫る2...

本道 全職種平均5.1%上昇/12年連続引上げ 3月から適用/国交省 公共工事設計労務単価

2024-02-19付 DOTSU-NET NEWS

 国土交通省は16日、3月から適用する公共工事設計労務単価を公表した。本道分をみると、全職種平均で5.1%上昇。全国平均の上昇率と比較して0.8ポイント下回った。主要12職種も5.1%上昇したが、全国平均と比較すると1.1ポイント下回った。...

全職種平均5.5%上昇/直近10ヵ年で最大の伸び率/国交省 設計業務委託等技術者単価

2024-02-19付 DOTSU-NET NEWS

 国土交通省は16日、2024年度設計業務委託等技術者単価を公表した。全職種単純平均で前年度比5.5%の引き上げに。12年連続の上昇によって全職種単純平均値は4万6880円となり、公表を開始した1997年度以降の最高値を更新した。5.5%の...

投資関連 2.8%増、3740億/美の岬トンネル発注へ/パンケビバウシ川事業着手

2024-02-16付 DOTSU-NET NEWS

 道は15日、2024年度予算案を発表した。特別会計を含む投資関連予算は、前年度2定現計比2.8%増の3739億7800万円。一般会計ベースでは、3%増の3646億2400万円となった。うち直轄負担金を含む公共事業は1.6%増の2605億9...

補助ゼロ道債10億設定/道 1定補正予算案

2024-02-16付 DOTSU-NET NEWS

 道は15日、21日開会予定の第1回定例道議会に上程する2023年度補正予算案概要を発表した。全て一般会計で、補正総額は246億2900万円。投資的事業では、補助ゼロ道債に限度額10億1200万円を設定した。道路土工、路盤工等を予定している...

管内受注 80%、2.2P縮小/本紙集計 網走など4開建で拡大/開建工事12月末地域別受注動向

2024-02-15付 DOTSU-NET NEWS

 全道10開建における2023年度12月末地域別工事受注動向が、本紙集計でまとまった。金額ベースの管内業者の受注割合をみると、全体では79.7%に。前年度同期と比較すると2.2ポイント縮小した。管内業者の受注割合は、網走、稚内など4開建で拡...