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25年度 計1キロメートル整備/函館、ニセコの各1路線/札幌市除く道内市町村の無電柱化

2024/08/27付 DOTSU-NET NEWS
 札幌市を除く道内市町村の無電柱化整備に関し、2025年度の要望個所が明らかになった。第8期北海道無電柱化推進計画に基づくもので、対象は函館市が所管する公園通2号と、ニセコ町が管理するニセコ登山道路の2路線。詳細は調整中だが、2路線の合計整備延長は1キロメートル程度に上るもようだ。
 21~25年度を計画期間として定めた第8期北海道無電柱化推進計画では、国道32路線、延長64キロメートル、道道23路線、延長32キロメートル、札幌市が管理する道道・市道4路線、延長15キロメートル、札幌市を除く市町村道9路線、延長9キロメートルを対象に選定。「防災性の向上」「通行空間の安全性・快適性確保」「良好な景観形成」の三つを目的とし、事業を展開している。
 札幌市を除く市町村の計画個所に関しては、道が北海道無電柱化推進協議会を通じて一括して検討。国とも連携しながら技術支援を続けているほか、関連する事業の最新情報などを提供している。
 道によると、札幌市を除く市町村のうち、25年度に無電柱化整備を要望しているのは函館市とニセコ町。函館市は公園通2号、ニセコ町はニセコ登山道路で、いずれも観光産業を支える重要路線に位置付けられている。詳細は調整中だが、2路線の合計整備延長は約1キロメートルに上る見通し。国および道と連動し、無電柱化整備の推進を図っていく方針だ。

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本年度から検討着手/施工業者などにも意見聴取/情報化施工データを営農現場へ - 道農政部

2024-08-27付 DOTSU-NET NEWS

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入札公告 秋から本格化/道防衛局18件、開発局3件/主要発注機関WTO対象工事 - 本紙調査

2024-08-26付 DOTSU-NET NEWS

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工事 丸竹竹田組が6.9億円/委託 ドーコン1億円で首位/道建築局 23年度業者別受注実績

2024-08-26付 DOTSU-NET NEWS

 道建設部は、建築局発注工事・委託業務の2023年度業者別受注実績をまとめた。上位業者をみると、工事の首位は(株)丸竹竹田組(札幌)で6億9181万円を受注。2位は(株)中山組(札幌)で6億8954万円、3位は(株)ゴウダ(登別)で6億73...

効果的な組合せ試行へ/複数年契約は実態把握し改善/維持管理の入契方式で議論 - 発注者責任懇維持管理部会

2024-08-23付 DOTSU-NET NEWS

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2024-08-23付 DOTSU-NET NEWS

 道建設部は2025年度、延長約4キロメートルの無電柱化整備を要望している。第8期北海道無電柱化推進計画に基づくもので、対象は12路線。建管別の内訳をみると、小樽が倶知安ニセコ線(倶知安町)など5路線と最も多く、網走が3路線、函館、室蘭、留...

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2024-08-22付 DOTSU-NET NEWS

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首位は宮坂建設 86億円/本紙集計 受注総額2081億/開発局 6月末工事業者別受注実績

2024-08-22付 DOTSU-NET NEWS

 開発局の2024年度6月末工事業者別受注実績が、本紙集計でまとまった。首位は、札幌、函館、旭川、室蘭、釧路、帯広の6開建から計25件、85億7604万円を受注した宮坂建設工業(株)(帯広)。2位以下は、11件、43億539万円の岩田地崎建...

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2024-08-21付 DOTSU-NET NEWS

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