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デジタル技術活用へ/技術職員確保・育成等も/次期インフラ長寿命化計画素案 - 北海道

2024/11/26付 DOTSU-NET NEWS
 道総合政策部は次期北海道インフラ長寿命化計画の素案をまとめ、25日の道議会総合政策委員会に報告した。2025年度から10ヵ年を計画期間とするもので、「メンテナンスサイクルの充実」「トータルコストの縮減・平準化」「インフラ長寿命化推進体制の充実」の三つの柱に沿って、個別施設計画の内容を整理。AIをはじめとするデジタル技術のさらなる活用やインフラストックの適正化の推進、技術職員の確保・育成に向けた取組の強化などを施策の方向性として定めている。
 北海道インフラ長寿命化計画は、道が管理する全ての公共施設を対象に老朽化対策の基本方針を示したもの。国のインフラ長寿命化基本計画に基づく行動計画で、15年6月に策定した北海道総合計画の特別分野別計画に位置付けている。
 現在は、25年度から10ヵ年を期間とする次期計画の策定に向けて検討。積雪寒冷地特有の施設の劣化や老朽化の加速、技術職員の減少などを課題とし「維持管理の効率化」「トータルコストの縮減・平準化」「業務の省力化・技術職員の確保」を目指すこととしている。
 重点的に取り組む三つの柱として「メンテナンスサイクルの充実」「トータルコストの縮減・平準化」「インフラ長寿命化推進体制の充実」を設定。これらに沿って個別施設計画の充実化を図っていくこととしており、デジタル新技術の活用やDXの推進、予防保全型維持管理への転換、インフラストックの適正化、技術職員の確保に向けた取組などを力を注いでいく案を示している。
 来月にもパブリックコメントと関係団体・市町村への意見照会を行う予定。25年2月の道議会に案を報告、3月に決定する方針だ。

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健康確保対策強化を追加/25年3月策定目指す/道建設部 北海道計画の素案

2024-11-26付 DOTSU-NET NEWS

 道建設部は25日、建設工事従事者の安全および健康の確保に関する北海道計画(以下、北海道計画)の素案を示した。2025年度の運用に向けて、本道の建設業界を取り巻く状況を踏まえ「健康確保対策の強化」「人材の多様化に対応した建設現場における安全...

年齢要素追加を検討/より効果的な取組へ25年度にも/若手技術者育成チャレンジ型 - 開発局

2024-11-25付 DOTSU-NET NEWS

 開発局は、所管発注工事における総合評価落札方式の若手技術者育成型の試行タイプのうち、チャレンジ型について見直しに向けた検討を進めている。現在の実施傾向を分析した結果、若年層の技術者の参加をより促す仕組みが必要と判断したもの。全道の技術者の...

23年度整備地区 調査通じ実態把握/水管理労力軽減評価する声も/自動排水栓の有効性を検討 - 道農政部

2024-11-25付 DOTSU-NET NEWS

 道農政部は、本年度から基盤整備における自動排水栓の有効性に関する検討を進めている。2023年度に自動排水栓を整備した地区での各種調査を通じ、利用実態を把握。農家からは、見回りの頻度低減による水管理労力の軽減などに一定程度の評価が寄せられて...

AI点検・調査を拡大/ドローン画像計測 25年度試行増も/道建設部 道路施設老朽化対策

2024-11-22付 DOTSU-NET NEWS

 道建設部は今後、道路施設の老朽化対策に関し、AI技術を活用した点検・調査の取組を一層拡大していく方針だ。ドローンで撮影した写真をもとに、AIによってコンクリートのひび割れなどを検出する画像計測の新技術で、本年度の試行件数は10月末時点で1...

5事業継続「妥当」/尻別川など整備計画変更報告/開発局 第1回事業審議委

2024-11-22付 DOTSU-NET NEWS

 開発局は21日、札幌第1合同庁舎で2024年度第1回事業審議委員会を開催した。河川2事業、水産基盤整備3事業の計5事業に関する再評価原案準備書を審議。事業の必要性・重要性に変化はなく、費用対効果等の投資効果も確認されていることから、いずれ...

立会など時間削減 受注者9割効果実感/全工事適用可能な環境求める声/道建設部 23年度遠隔臨場アンケート

2024-11-21付 DOTSU-NET NEWS

 道建設部は工事現場の遠隔臨場に関し、2023年度のアンケート調査結果をまとめた。受注者34人を対象とした「段階確認・材料確認・立会に伴う待ち時間が削減されたか」の問いでは「削減した」との回答が94%に。発注者22人を対象とした「移動時間の...

協議会 稚内など4港/計画作成済みは苫小牧、室蘭/CNPの協議会、計画設置・作成状況 - 国交省

2024-11-21付 DOTSU-NET NEWS

 国土交通省は、カーボンニュートラルポート(CNP)の形成に向けた港湾脱炭素化推進協議会および港湾脱炭素化推進計画の設置・作成状況をまとめた。ことし9月10日時点で整理したもの。本道の状況をみると、港湾脱炭素化推進協議会は、稚内港、石狩湾新...

月単位の週休2日 市町村にも拡大/札幌、旭川、室蘭、苫小牧等/担い手確保、働きやすい職場へ

2024-11-20付 DOTSU-NET NEWS

 建設現場における月単位の週休2日に関し、市町村工事にも取組の輪が広がっている。将来の担い手確保やより働きやすい職場環境づくりを進める観点から、判明分では札幌市、旭川市、室蘭市、苫小牧市などが導入。開発局や道の取組内容を参考にし、実施要領の...