首位 伊藤組土建１９億円／本紙集計 ５億円以上３６社に／建管発注工事２４年度業者別受注実績

　全道１０建管の２０２４年度工事業者別受注実績が本紙集計でまとまった。首位は、札幌、小樽、室蘭、帯広の４建管から計４件、１９億１９４７万円を受注した伊藤組土建（株）（札幌）。２位以下は、７件、１３億４３２３万円を受注した松谷建設（株）（北見）、８件、１２億１１７０万円を受注した（株）中山組（札幌）などと続く。受注総額は、前年度比０.７％減の１１１５億９９０７万円に上った。

　設計変更を含まない速報値。消費税抜きの落札額ベースで、２３年度のゼロ国債、翌債、ゼロ道債、補助ゼロ道債、災害復旧Bは全額、長期国債は２４年度支払い分を計上した。ＪＶの受注総額は、出資比率に応じて構成員ごとに加算している。
　受注業者数は、前年度と比較して１社増の９１８社。受注総額は、０.７％減の１１１５億９９０７万円だった。
　うち道内業者の受注総額は１０８９億２７０２万円。全体に占める割合は９７.６％で、０.５ポイント下降した。
　前年度に上位３０社圏外だった日本高圧コンクリート（株）（札幌）は９位、新谷建設（株）（旭川）は１２位、（株）海老原建設（奥尻）は１３位、丹羽建設（株）（浜頓別）は２１位、幌村建設（株）（新ひだか）は２４位、（株）森川組（函館）は２５位、（株）生駒組（旭川）は２６位、日本無線（株）（東京）は３０位にそれぞれ順位を上げた。
　受注額が増加したのは、皆増を含めて５５２社。２倍以上受注額を増やしたのは９０社に。１０億円以上を受注した業者は１社減の５社、５億円以上は同数の３６社、３億円以上は２社増の１０３社となった。