首位は中田組 ３.４億／本紙集計 １億以上１５社／道 水産土木６月末業者別受注実績

　道の総合振興局・振興局水産課が発注した水産土木工事の２０２５年度６月末業者別受注実績が、本紙集計でまとまった。首位は、宗谷総合振興局から４件を受注した（株）中田組（稚内）。受注額は３億３９３５万円に上っている。このほか、（株）富士サルベージ（函館）が７件で３億２６１８万円、（株）菅原組（函館）が３件で２億７１５０万円などと続いた。受注総額は、前年度同期と比べ４.５％減の５５億４９５５万円だった。

　設計変更を含まない速報値。消費税抜きの落札額ベースで、２４年度の翌債およびゼロ国債は全額計上した。ＪＶでの受注は、出資比率に応じて構成員ごとに加算している。
　受注業者数は前年度同期から９社減の６９社。受注総額は５５億４９５５万円で、金額にして２億５９８０万円下回った。
　上位業者の顔ぶれをみると、前年度同期に３０位圏外だった小針土建（株）（中標津）は１５位、真壁建設（株）（根室）は１７位、堀松建設工業（株）（留萌）は２１位、（株）松本組（函館）は２３位、北興工業（株）（室蘭）は２９位に順位を上げた。
　２億円以上の受注は１社増の６社、１億円以上は１社減の１５社となっている。