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会長に上野賢一郎氏選出/PFI等実施へ認識共有/第二青函トンネルPJ議連設立総会
2025/12/10付 DOTSU-NET NEWS
第二青函トンネル建設プロジェクト推進議員連盟の設立総会が9日、東京都内の自民党本部で開かれた。会長に上野賢一郎衆議院議員を選出したほか、規約を承認。巨大プロジェクトの実現に向けて、PFIでの建設をはじめとする推進策を講じることを申し合わせ、決意を新たにした。1988年に開通した青函トンネルは、青森県今別町から本道の知内町を結ぶ53.85キロメートルの海底トンネル。開通から37年が経過する中「北海道新幹線の高速化」「物流危機への対応」「道路交通の新設」といった複合的な新たな課題が生じており、第二青函トンネルの整備を求める声は日に日に高まっている。
2020年度には、日本プロジェクト産業協議会(JAPIC)が第二青函トンネルの構想内容を発表。上段に自動運転車専用道路、下段に鉄道貨物線を整備する内径15メートル、延長31キロメートルの新たな海底トンネルで、総工費として7200億円を試算した。
構想実現に向け、上野議員や道内選出の中村裕之衆議院議員らが発起人として立ち上がり、自民党所属の国会議員で組織する第二青函トンネル建設プロジェクト推進議員連盟を設立。会長に上野議員、副会長に井林辰憲衆議院議員、幹事長に津島淳衆議院議員を選出した。
前日未明に発生した青森県東方沖を震源とする地震の影響で、福島町の「第二青函トンネル構想を実現する会」が欠席した中、ヒアリングでは今別町の「第二青函トンネル構想実現に向けた今別町推進会議」が活動報告。会長の阿部義治今別町長が登壇し、京都大学の藤井聡教授を招いて開催した特別講演会の様子や、JAPICを訪問したことによる成果を紹介した。
上野会長は「第二青函トンネルは単なる交通インフラではなく、日本の物流・交通体系を根本から変える可能性を持つプロジェクト」と強調。技術革新の推進や経済成長の加速に資する原動力になるとし「実現に向けて、PFIでの建設をはじめ、プロジェクトの推進の在り方を探っていこう」と呼びかけた。
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